2011/03/31

【東日本大震災/発生から21日目】日本の原発奴隷:「日本の企業は、原子力発電所の清掃の為に生活困窮者を募っている」EL MUNDO - 美浜の会、他





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2011/03/30

【東日本大震災/発生から20日目】「日当40万円出すから」 原発作業員 確保に躍起



危機的な状況が続く福島第一原発。その復旧作業は放射能、時間との闘いで、作業員の確保が急務となっている。東京電力の要請を受けた協力会社は、各地にいる作業員たちを呼び寄せようと躍起になっている。中には法外な高給を提示された作業員もいる。

「日当四十万円出すから来ないか」。福島県いわき市からさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)に避難している作業員藤田竜太さん(27)の携帯電話に、旧知の原発のメンテナンス業者から誘いが入った。

現場は福島第一原発。高給である以上、それだけ高い危険が待ち構えていることはすぐに分かった。電線の敷設作業をしている友人からは「おれ、もう被ばくしているかも」と聞かされた。

長男はまだ三つと幼く、妻(26)には新しい命が宿った。ためらいなく断った。藤田さんは、「五十代以上の人は高給につられて原発に戻っているらしい。でも、おれはまだ若いし、放射能は怖い。もう原発の仕事はしたくない」と語った。

一方、協力会社の男性社員(41)は、勤務先から「人が足りないから戻ってくれないか」と第一原発での作業を要請され、四月以降に福島に戻る。

男性は計測器を使ってそこが作業できる場所かどうかを調べるのが主な仕事。原発の現状からすると、まさにそこが最前線ともいえる。「特別な報酬があるわけではないが、危険な作業が待っているだろう。断ったら、恐らく会社にはいられない」と半ば強制だと受け止めている。

同県田村市の男性(58)によると、第一原発で働く知人の父に、「五十歳以上の人で原子炉近くに入ってもらえる人を探している。手当は普通より多く払うからお願いできないか」という電話がかかってきたという。

東京電力は現場の労務環境について、「放射線量が高いので、一人当たりの作業時間に限りがあるため、人員の交代が頻繁に行われている」と説明。また、「協力会社にお願いしながら人員を確保している。作業費は協定に基づいて協力会社に支給しているが、個々の金額についてはコメントできない」としている。


東京電力福島第1原発の事故で放出された放射性物質の量は、1979年に発生した米国のスリーマイル島(TMI)原発事故で放出された量の14万~19万倍に上るとの試算を米国の市民団体、エネルギー環境調査研究所(IEER)のグループが29日までにまとめた。

IEERのアージャン・マキジャニ所長は「事故の深刻度の国際評価尺度で、TMI事故と同じレベル5だとする日本の公式見解は、幻想としか思えず、多くの誤解を招くものだ」と批判。評価尺度はより深刻なレベル6に当たると指摘した。

IEERによると、事故でこれまでに環境中に放出されたヨウ素131の量は240万キュリー(1キュリーは370億ベクレル)と推定され、これだけでTMI事故の放出量の14万倍。これに加えて、放射性のセシウム134とセシウム137が計50万キュリー程度放出されたとみられ、合わせると放出量は19万倍に達する。

IEERによると、放射性のヨウ素もセシウムの量も旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で放出された量の10%程度。だが、チェルノブイリ事故の放出源は原子炉1基だけだったのに対し、福島の事故の場合、三つの原子炉と四つの使用済み燃料プールが放出源になったとみられ、半減期が約30年と長く、体内に取り込まれやすいセシウム137の量も多いため、環境への影響が長く続くことが懸念される。

マキジャニ所長は「日本政府は、事故の実態を市民によりよく理解させるため評価をレベル6に引き上げ、これまで放出された放射性物質の量や、今後予想される放出量などを詳細に公表すべきだ」としている。

■菅首相「僕はとても原子力に詳しいんだ」
「菅直人による福島第一原発視察道楽が炉心融解を招いた」は悪質なデマであると枝野官房長官


結果として国家破滅と引き換えに菅直人が強行した原発視察の理由が判明。




■西山審議官の元同期の情報によると、あれはカツラだそうです。

■石原都知事「堂々とですね、安心して水を飲んでください。乳幼児の摂取を控えていただく必要はない」


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■弊社発行『週刊漫画ゴラク』に連載中の「白竜~LEGEND~」(原作・天王寺大/劇画・渡辺みちお) [原子力マフィア編]は3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による被 害状況に鑑み、3月18日発売号を以ってこの章を中断とさせて頂きますので謹んでお知らせ申し上げます。


















2011/03/29

【東日本大震災/発生から19日目】国は非常事態宣言を


■建屋から一般排水口に水が…

<東日本大震災:26日の動き>

【23:13】経済産業省原子力安全・保安院によると、福島第1原発2号機の原子炉建屋から一般排水口に水が流れた跡があり、毎時15ミリ シーベルト 程度の放射線量が確認された。排水口は海につながっているとみられる。

【22:40】 千葉県は26日、千葉市花見川区の柏井浄水場で、乳児の摂取基準値を上回る放射性ヨウ素を検出し、別の取水施設からの送水に切り替えたと発表した。

【22:19】大津波が直撃した東京電力福島第1原発をめぐり、過去の津波の痕跡を調査した研究者が2009年に、大津波の危険性を国の審議会で指摘していたことが26日、分かった。東電は「十分な情報がない」として津波想定を先送りしていた。

【18:06】東京電力福島事務所は26日、福島第1原発1号機で18日に毎時200ミリシーベルトの高い放射線量を計測したとの発表について、「事実ではない」と訂正した。

【17:48】東京電力によると、福島第1原発2号機の中央制御室に26日午後4時46分に照明が点灯した。

【17:45】国内の自動車メーカーが、各社の工場を曜日ごとに輪番で動かす構想を検討することが26日、明らかになった。業界全体の電力使用量を減らし、計画停電を避けるのが狙い。

【16:43】福島第1原発の事故で東京電力は26日、2~4号機の使用済み燃料プールに注入する水について、海水から真水への切り替えを検討していることを明らかにした。

【16:19】住友金属工業は26日、東日本大震災の影響で停止していた鹿島製鉄所(茨城県)の高炉計2基のうち残る1基が操業を再開したことを明らかにした。

【15:37】菅直人首相は26日、馬淵澄夫前国土交通相を首相補佐官に起用することを決めた。これに伴い寺田学首相補佐官は退任する。

【15:17】福島第1原発の事故で、ほぼ全域に避難指示が出ている福島県楢葉町の町長ら幹部や災害対策本部が26日までに、退避先の同県いわき市から会津美里町に移った。

【11:12】福島第1原発近くの海水の放射性ヨウ素について、経済産業省原子力安全・保安院は「半径20キロ以内は避難区域で漁業は行われておらず、周辺にただちに影響があるとは考えていない」としている。

【11:06】東京電力は、福島第1原発2号機の原子炉に真水を注入する作業を開始した。

【10:33】経済産業省原子力安全・保安院は記者会見で、福島第1原発の放水口付近の海水から、法令が定める濃度限度の約1250倍の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。


Radiation fears rise at Japan crisis plant

Extremely high levels of radioactivity have been de­tected in a building beside the No 2 reactor at Japan’s stricken Fukushima Daiichi nuclear power plant.

The discovery raises concerns of a fresh obstacle to efforts to stabilise the crisis after it emerged that the No 3 reactor was not likely to have been breached, as feared earlier.

Efforts to repair the cooling systems at the No 2 and No 3 reactors are being delayed by the need to drain radioactive water from the floors, Tokyo Electric Power Co (Tepco), the plant’s owner, said.

Workers were ordered out of the No 2 reactor building on Sunday after radiation 100,000 times the normal level was detected in water in the turbine housing unit. The level of radioactivity of the surface of the water was more than 1,000 millisieverts (mSv).

The latest data indicate that the Japanese government and Tepco continue to face severe challenges in trying to contain leaks of radioactive substances and stabilise the reactors more than two weeks after a huge earthquake and tsunami devastated the area.


年金支給開始70歳で国民に提示をと岩淵公述人

23日開かれた参議院予算委員会公聴会で公述人として出席した岩淵勝好東北福祉大学教授は、高齢化をストップさせる唯一の方法として、国連人口部が2000年に出したレポートをとりあげ、先進国は退職年齢を75歳に引き上げる、特に日本においては77歳に引き上げれば高齢化を防げると指摘していると紹介。加えて、年金支給時期について70歳支給開始のスケジュールを国民に提示し、生活設計を見直すよう求めるべきとした。

また、岩淵教授は国民年金運用3号について「お粗末過ぎて話にならない」と一蹴した。そのうえで「空期間をカウントして、追納できる期間を延長して混乱を避けるほかない」とした。

また、「子ども手当を廃止し、児童手当を復活させるべき」としたうえで、所得制限については1000万円程度を参考として例示した。

加えて、岩淵教授は「児童手当を大幅削減し、震災復興対策にまわすとか、少子化対策をおそろかにした自民党にいたっては防衛費に使うなどといった議論もあるようですが、短絡的なもので、バターどころか子どものミルクをとりあげて大砲をつくるアナクロニズム(時代錯誤)といわざるをえない」と痛烈に批判。「子育て支援を充実しなければ日本の将来はありません。国家百年の大計を間違わないよう議論願いたい」と意見を述べた。


関東各地の放射能値の可視化

日本はいま、非常事態に陥っている。少なくとも市場はそう判断している。15日の東京株式市場は一時、1300円以上も暴落した。筆舌に尽くせぬ東日本大震災の惨禍と、それに伴う原子力発電所事故のダブルパンチのみが暴落の要因ではない。政治の失敗が、「日本売り」を加速させているのだ。
福島第1原発での新たな事態を受けた15日午前11時、菅直人首相は国民向けのメッセージを発表したが、具体的な状況はさっぱりわからず、対策を小出しにしただけだった。
大震災発生以来、首相、枝野幸男官房長官をはじめとする政権幹部は不眠不休で対応に当たってきた。空前の自衛隊10万人派遣も現場は混乱したものの、阪神大震災発生直後の自社さ政権の遅い対応に比べれば、はるかに迅速だった。
だが、原発事故への初期対応は、完全に失敗した。
端的な例は、12日に起きた1号機の爆発事故への対応だ。約1時間後には日本テレビが爆発の瞬間の映像を流し、BBCなどによって世界に流れたが、官房長官が記者会見したのは事故から2時間後で、爆発を認めたのは5時間後だった。
こうした情報開示の遅さが「政府は本当の情報を隠蔽(いんぺい)している」といったさまざまな流言を生む素地をつくったのではないか。
既に原発から200キロ以上離れた東京でも多くのスーパーやコンビニで食料品や飲料水、トイレットペーパーが売り切れている。地震によって一部の工場が被害を受け、流通網も寸断されているためだけでなく、政府の発表を信用できず、人々が必要以上に買いだめに走っているからだ。
いま、首相がしなければならないのは、失態続きの東京電力を叱りつけることではない。まずは避難指示や情報開示の遅れなど後手後手にまわった政府の対応を率直にわび、すべての確かな情報を開示すべきだ。そのうえで、住民の安全を最優先させるため東日本全域に「非常事態」を宣言し、株式市場の一時閉鎖など思い切った施策を断行するため与野党、そして国民に協力を求めることだ。
戦時中の昭和18年元旦、衆院議員・中野正剛は朝日新聞紙上で発表した「戦時宰相論」をこう結んだ。
「難局日本の名宰相は絶対に強くなければならぬ。強からんが為には、誠忠に謹慎に廉潔に、しこうして気宇広大でなければならぬ」
これを読んだ東条英機首相は自分への当てこすりだと激怒し、後に中野は逮捕されるのだが、記者からの質問を一切受け付けず、定まらない視線でメッセージを読み上げるだけの菅首相に非常事態を乗りきる強さがあるだろうか。
とはいえ、首相を即座に代える余裕など今はない。菅首相には嘘でも強くなってもらわなくては困る。
そのためには、与野党ともにつまらぬメンツを捨て、衆知を結集してこの事態を乗り越えなくてはならない。もちろん事態が落ち着けば、国民に信を問うのが前提となろうが。


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2011/03/28

【東日本大震災/発生から18日目】緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDⅠ)について



The number 3 reactor at Japan’s damaged Fukushima Daiichi nuclear power plant is not likely to have been breached, in spite of leakages of water with high levels of radioactive substances, Japan’s chief government spokesman said on Sunday.

However, fears that high levels of radioactivity are leaking from the stricken plant were reignited by the evacuation of workers from the number 2 reactor building after radiation of 10m times the normal level was detected in the turbine housing unit, according to Tokyo Electric Power, the owner of the plant.

The latest data indicate that the Japanese government and Tepco continue to face severe challenges in trying to contain leakage of radioactive substances and stabilise the reactors more than two weeks after a magnitude 9.0 earthquake and tsunami waves devastated the area.

The government’s Nuclear Industry Safety Agency said on Sunday that the level of radioactive iodine in the seawater off the Fukushima coast near reactor number 3 had risen to 1,850 times the legally permissible level.

Monitoring by Nisa and Tokyo Electric Power showed the level of iodine-131 had risen again after falling on Saturday to 750 times the legally permissible level from 1,250 times that level on Friday........................

■1Gy/h=1,000μGy/h=1,000,000nGy/h

平常時の10万倍です。とうとうきましたね。。。。。。。
ちなみに、セシウム134が検出されているにもかかわらず、臨界が起きていない、というのはちょっと理解しづらいのですが、どういうことでしょうか。。。。。
(中性子が検出できない、とありますが、どのレベルか気になるところです)

■福島第1原発:燃料損傷が進行か 線量計が振り切れる
東京電力福島第1原発で、作業員3人が被ばくした3号機に続き、1、2、4号機でも放射能を帯びた水がタービン建屋の床にたまっていることが明らかになった。特に2号機は、水の表面での放射線量が毎時1000ミリシーベルト以上と、一般人の年間被ばく限度の1000倍を1時間で超えてしまうほどの高い値だ。原子炉内で何が起こっているのか。作業にどう影響するのか。【西川拓、酒造唯】

第1原発で使われている「沸騰水型軽水炉」は、原子炉内で核燃料の核分裂反応によって出た熱で水を沸騰させ、その水蒸気を直接タービンに送り込んで発電する。元々、放射性物質を含んだ水蒸気でタービンを回す仕組みだが、通常は外に漏れない。

吉田正・東京都市大教授(原子炉工学)は「非常に高い放射線量だ。原子炉圧力容器内で中性子を吸収して生成されるセシウム134などが含まれており、炉内の水だろう。2号機は核燃料がかなり壊れていて、そこを通過した水が何らかのルートで漏れたのではないか」と推測する。

出光一哉・九州大教授(原子力工学)も「放射能濃度から見て、使用済み核燃料プールの水ではなく、圧力容器内の水の可能性が高い。原子炉圧力容器からタービン建屋への配管には、途中にポンプや計測装置があり、それらの継ぎ手などから漏れたのかもしれない」と指摘する。

東電は、復旧した外部電源を使い、タービン建屋に隣接する淡水タンクからポンプで原子炉内に注水して炉内の冷却を試みようとしている。現在の注水ルートより高い冷却効果が期待できるが、2号機ではポンプが故障しており、交換が必要だ。

しかし、タービン建屋内の高濃度汚染水のため、27日夜現在、作業は中断したままだ。東電は、汚染水をポンプで復水器に排水して除去する計画だが、現場では線量計が振り切れ、正確な放射線量も分からない状況で難航している。

一方、1号機は27日午後から排水量を3倍に増やし、毎時18トンを復水器に排水しているほか、3、4号機は排水方法を検討している。

出光教授は「放射性物質の吸着剤などを使って、いったん放射線量を下げてから排水する手段などが考えられる。除染して作業しやすくし、炉内の冷却を急ぐ必要がある」と話している。

◇誤情報9時間半
福島第1原発2号機のタービン建屋で見つかった水に含まれる放射能濃度を巡り、東京電力と経済産業省原子力安全・保安院の27日の発表は大混乱した。当初発表された「1立方センチ当たり29億ベクレル」というヨウ素134の値は、通常運転中の原子炉内の水の1000万倍という超高濃度。結果的に取り消されたが、9時間半にわたって誤情報が流れた。

ヨウ素134は半減期が53分と短く、停止から2週間以上が経過した原子炉にはほとんどない。高濃度で検出されれば、炉内で核分裂反応が続く「臨界」状態の可能性を示唆する一大事だ。だが、核分裂反応に伴って放出される中性子が検出されず、臨界の可能性は極めて低い。

伊藤哲夫・近畿大原子力研究所長は「あり得ない値だと思い、政府に対して確認を求めたところだった。専門家が見れば誰もが疑問に思うようなデータをそのまま発表すれば、国民の不信感が増大する」と話す。


■緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDⅠ)について


150m(ミリ)Svで男性の一時不妊ですから、かなりの危険度であることが伺えます。
被災者の方々には大変申し訳ありませんが、極めて厳しい結果を示す情報と言えると思います。


■マスコミと東京電力の関係について

■日本の復興力について





■現場はどこも大変

■東京電力社員さんの気持ち

2011-03-19 18:31:57
東京電力社員としてできることを。
テーマ:ブログ
まず、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で、被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

このブログをご覧になったことがある方は、ご存知かと思いますが、私は東京電力の社員です。このブログが炎上すること覚悟の上で、伝えたいこと、伝えるべきことを載せたいと思います。

実際、東北地方太平洋沖地震以降、嵐のように1日1日を過ごしており、いつかは書かなくてはと思ってはいたのですが、地震発生からすでに1週間以上も経ってしまいました。
また、いざ、書こうとなると何から書けば良いの分からないので、思うままに書いていこうと思ってますので、途中、読みづらいかもしれませんが、最後まで読んでいただければ幸いです。

今回の大地震により、被災された福島県の方々をはじめ、多くの方にご心配とご不自由をおかけいたしておりますこと、東京電力の社員として本当に申し訳なく思っております。

福島県の方々には、日ごろより、原子力発電にご理解とご協力をいただき、東京電力の安定供給を担い手になっていただいているにも関わらず、1号機および3号機建屋の水素爆発では、被災による不安にさらなる不安をおかけしているところであります。

東京電力の原子力発電所は新潟県と福島県の2箇所にあり、新潟県の柏崎刈羽原子力発電所は中越沖地震で被災し、その教訓を生かし、福島県の福島第一・第二原子力発電所の耐震を強化をしておりましたが、今回の東北地方太平洋沖地震は、耐震強化を上回る大規模地震だったのです。決して、甘く想定していたわけではありません。会社として、地震に強い発電所つくりを行ってきました。ただただ、10mの津波に建物は耐えたものの建物の内部で大きな打撃を受けてしまったのです。

すべて、結果論で伝えられることが多いですが、では、なぜ、爆発してしまったのかといった経緯が伝わらないのが、社員として非常に悔しい気持ちでいっぱいです。

日本とういう国は、唯一の被爆国です。ですので、”げんぱつ”という響きに大きな不安感をいだかれることがしばしば。原子力爆弾、”げんばく”と耳に入る音も似ており、新聞にも、”原発”とかかれ、”原爆”と同じような印象をもたれます。

しかし、日本には石油や石炭といった電気を作るうえで必要な化石燃料を手に入れることができません。また、石油や石炭もいつかはなくなってしまいます。(ちなみに、このままでは、石油は約49年、石炭は約119年で発掘できなくなると言われております。)
また、発電時にCO2排出を削減した環境に優しい発電に取り組まなければならないなかで、原子力発電は大きな力となり、暮らしを守るためには必要な発電です。

都内の電気の大半は、福島原子力発電所で作られた電気です。東京電力管内で見ると、実に約1/3が原子力発電によってまかなわれているものです。

原子力発電による放射線の排出は、年間0.01ミリシーベルト。年間に人間が自然界から浴びる放射線は、2.4ミリシーベルト。胃のX線で浴びる放射線は、0.6ミリシーベルト。
(1ミリシーベルトの1000分の1が1マイクロシーベルト)

政府の発表する排出された放射線の量を○○マイクロシーベルトと表現されるのには、はなはだ疑問も感じます。一般的な表記は、ミリシーベルト。マイクロシーベルトで表記することにより、1000単位の表現となり、より大きな数値となってしまい、国民の不安をあおるだけではないかと感じます。

今まで、ダラダラと書きましたが、原子力発電および放射線に対する確かな知識がないままに報道されている現実には本当に悔しい気持ちでいっぱいです。

福島県に対する風評被害をもたらしているのは、政府やマスコミではないでしょうか?

福島県民のみなさん、今回の災害で起きた事故は事実ですし、謝っても許されることではないことも分かってます。でも、ただ、我々社員は、被災された方や不安を抱え生活されている方が早く普段の生活に戻れるように、なる暇もなく戦っております。東京電力社員全員が必死に死ぬ気で対応しております。それまで、申し訳ありませんが、一緒に戦ってください。
我々社員が必死に死ぬ気で対応するのは当たり前かもしれませんが、できることからできる限りのことをやります。やらなくてはならないのです。一生、十字架を背負って生きていくことになった東京電力社員を信じて待っててください。お願いします。

このブログを最後まで読んでくださった方。

計画停電によりご迷惑とご不自由をおかけしておりますが、計画停電は、供給量よりも需給量が上回っているので、計画的に停電をさせていただいているのです。震災により、いくつかの発電所が停止してしまい、みなさんに電気を供給することができなくなってしまったのです。計画停電は、被災された方に電気を送るためではないことをご理解ください。

また、今まで、何不自由なく電気を使えていたのは、福島県のみなさんがあってこそなのです。福島県には、多くの方が不安を抱え、避難所で不自由な生活をされております。比べることはできませんが、福島県で被災に合われた方よりはるかに贅沢な生活を遅れていることを今一度再認識してください。

私たち東京電力を非難することはかまいません。しかし、不自由だとか自分たちが被害者だといった考えはやめてください。電気を使え、うちに帰れば家族がいる生活に幸せを感じてください。

今、日本が一つにならなくてはならないのです。被災にあわれた方が、一日でも早く普段の生活に戻れるように一人ひとりができることをやっていきましょう。私も社員として、一人の人間としてやれることからやります。

最後に、私たち東京電力社員は、、震災以降、家族の安否や自分の健康関係なく、復旧に向けて寝る暇を惜しんで対応しております。色々とご不満やご意見もあるかと思いますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

■パチンコの電力消費が甚だしいと脚光を浴びているようです


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